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3月スタート!
3月も始まり、この間は春一番も吹いたとのこと。
いよいよ季節が冬から春へと進んできております。
となると寒暖差に伴い、体の変調を来し易い時期になります。
よく低気圧が来ると頭痛や関節痛が起こりやすいとありますが、高気圧に切り替わる際はどうなのかというクエスチョンがあります。
これにお答えすると、高気圧だろうと低気圧だろうと頭痛や関節痛は起こります。
問題なのはその落差であり振り幅です。
振り幅が多いということは、それだけ体にかかる圧力にも大きくなるということ。
気象変化による頭痛の主な原因としては鼓膜が低気圧や高気圧によって膨張と収縮をし、それが三半規管に作用し、頭痛を引き起こします。
関節も同様で関節包が膨張と収縮を行い、それに伴い関節内部にかかる圧力に変化をもたらし、痛みが出てきます。
それ以外に自律神経の交感神経が優位となり、筋肉の緊張度が増すのも一つの原因です。
ですので冬の時期だけでなく、これから季節が変わる冬から春も気を付けないといけません。
大切なのは体のバランスを整え、自律神経の興奮を抑えることにあります。
ストレスを発散する方法を各自で持つとストレス解消となります。もしストレス解消法がない場合は、例えばお風呂に入り、筋肉の緊張をほぐしたり、アイスノンで頭を冷やしたりするのも効果的です。
東洋医学で頭寒足熱と言う言葉があるように、頭は冷やし、足元を暖かくすることで自律神経を整えることができます。
冬場では中々できませんが、暖かくなる春先には効果的です。