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ギックリ腰から坐骨神経痛へ発展
先日来院した患者さん。
腰を昨年から痛めており、ここへきて坐骨神経痛も酷くなっているとのこと。
問診・触診を進めるうちに過去にギックリ腰をやっており、現在もギックリ腰状態になっていました。
ギックリ腰を放置してしまうと徐々に腰がお腹側にある湾曲が背中の方へと変位し、平背と呼ばれる状態になります。
ギックリ腰も放置しても痛みが引くことはあることにはありますが、その分腰の状態が不完全な状態で治ってしまい、それを繰り返すことで徐々に骨格が変形してしまいます。
ギックリ腰で一番怖いのが再受傷ではなく、ギックリ腰から発展して腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどの症状への発展です。
ギックリ腰はちゃんと治療を受ければ比較的治りやすい疾患でありますが、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアになってしまうと神経症状を伴うのと、人体の器質的変化が伴うため、治るまでに時間が長くかかってしまいます。
この方もギックリ腰から発展し、坐骨神経痛を患ってしまいました。
神経症状は浮き沈みが大きい疾患であり、秋冬の寒い時期や気圧変化が大きい梅雨の時期に痛みやすいため、どうしても症状に浮き沈みがあります。
いかに早期にこの浮き沈みを落ち着かせるかが非常に重要となります。
初回は全身矯正による整体治療を行い、まずギックリ腰の方を治していきました。
治療後は足を上げて靴下や靴も履けなかったようですが、帰りには足を上げて履けるようになったと喜んでおりました。
喜んで頂ける声を聴けると、治療家冥利に尽きます。
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坐骨神経痛やヘルニア、狭窄症などの症状は根気強く治療することがとても大切です。
もしそのようなお体でお悩みの方は当院までご相談ください。
あなたの力になれるよう誠心誠意治療させて頂きます!