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あなたの反り腰、本当に反り腰?
昨日来院した学生。
小学2年生の女の子でしたが、新体操をしており反り腰が気になるとのこと。
見てみると確かに反り腰に見えるのですが、どちらかというとスウェイバック姿勢で、背中の丸みが強く感じられました。
ご自身が反り腰だと思っている方の大半は反り腰ではなく、スウェイバックの状態が多いです。
スウェイバックとは背中を丸め、恥骨を前に出すような姿勢であり、見た目上反り腰に思えるのですが、腰自体の反りはそこまでキツくはないことが多いです。
この状態でいると前ももの張りが強くなる傾向があります。
なぜならスウェイバック姿勢は大腿四頭筋が常に伸張されており、前ももの筋活動が多くなります。
この子も同様で大腿四頭筋の張りが強くなっていました。
ですので反り腰だと思っている方は自分の前ももが張ってはいませんか?
もし張っているのであれば、それは反り腰ではなくスウェイバック姿勢の可能性が高いです。
話を戻しますが、新体操という競技特性上、姿勢を綺麗に見せようと背筋を酷使してしまいがちです。
ですが、筋肉で姿勢を維持させるのには限界があります。
だからこそ骨で体を支える技術が必要。
自分の重心がしっかりと乗る位置に体を納めてあげることで、必要以上の筋肉が使われるのを防ぎます。
元々背筋は姿勢維持のために日常から使われている筋肉です。それを運動時も酷使すれば当然過負荷となります。
少ない労力で最大限のパフォーマンスを発揮させる。
その誘導するのも僕らのお仕事です。
姿勢に悩みのある方、スポーツにおけるパフォーマンスを上げたい方はぜひお問い合わせください!
最大限サポートさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いします!