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足関節捻挫
土曜日に来られた学生の患者さん。
サッカー中に捻挫をしてしまったとのこと。
診てみると前距腓靭帯と踵腓靭帯、三角靭帯にまでダメージが及んでいる状態でした。
まだやったばかりとあって内出血も腫れも不十分な状態。
すぐさま足関節の整復を行いました。
捻挫をした時、整復せずにそのまま放置する場合がありますが、そのような状態だと足関節がちゃんとした位置に収まっておらず、崩れた状態で治っていくため、捻挫癖が出てしまったり、骨棘の形成の要因となってしまいます。
捻挫がなぜ繰り返し癖になってしまうのかと言うと、靭帯が伸びきってしまい、安定性を保てないこととちゃんと整復をしていないからです。
整復をすれば足にかかる負担は減り、早期にリハビリへとつなげることができます。
正しい処置をすれば捻挫は早く治ります。
しかし、正しくない処置をすれば当然治りが悪い状態になります。
スポーツ現場において捻挫はよくある怪我であり、軽視されがちですが、そのまま放置すれば選手生命を短くするだけでなく、年を取った時に日常生活に支障をきたしてしまう恐れがあります。
当院では消炎剤によるマッサージだけでなく、必要に応じて骨や靭帯、筋肉の修復を早めるLIPUS(低出力超音波パルス療法)、マイクロカレント(微弱電流)を用いて早期に腫れと痛みを引かせていきます。
そこから徐々に経過を見てリハビリをすすめ、関節が固まらないように施術を行います。
現に他院から転院してきた小学生のバスケットプレーヤーは3週間たっても治らなかった痛みが僅か1週間で良くなり、満足にプレーもできるようになっていました。
親御さんから先にこちらに来とけばよかったといわれるくらいです。
スポーツ外傷の治療は当院の強みです。
早期復帰を目指す学生アスリート、運動をしている子は当院にお任せください!